ヘッジファンド証券コラム

資産運用の方法とは

掲載日:2014-07-08

現在、普通預金の利率は0.02%と超低水準が続いています。1年で100万円に付く利息はわずか200円。例えば、物価(インフレ率)が1年後に1%上がるとすると、今100万円で買えるモノが来年は101万円出さないと買えないことになります。今の預金では、同じモノが買えなくなるのです。これを現金の価値が目減りする現象として「インフレリスク」と言います。今の日本のように超低金利時でなくとも、普通預金の利率はインフレ率を下回ることが通常です。
多少のリスクを負っても、インフレに負けない収益を得たい、資産をより増やしたいと考える場合には、資産運用を行う必要があります。
では、資産運用の方法にはどのようなものがあるでしょうか。

定期預金、外貨預金

銀行が提供している商品として定期預金や外貨預金があります。普通預金口座から振り替えられるため、資産運用の初心者でもハードルが低い運用方法です。

■ 定期預金

一定の利子が一定の期日に支払われることを約束した、確定利付きの商品です。1週間、1カ月、3カ月、6カ月、1年、3年、5年、10年……など、様々な満期があり、通常は、期間が長いほど利率は高くなります。ただし、満期の前に解約すると、普通預金と同じ利率になります。

■ 外貨預金

これも確定利付きです。外貨(外国の通貨)での預金であり、金利の高い国の通貨であれば高い利子が付きます。ただし、外国の通貨と日本円の為替レート変動がリスクとなります。預金した時から見て、外国通貨高(=円安)となればその分だけ利益となりますが、逆に外国通貨安(=円高)となれば損失を被ることになります。

アパート、マンション経営

家賃収入が安定収益として得られる不動産投資です。家賃には、物件の条件によって大体の相場があるので、収益性としてのリスクは高くありません。
不動産購入にはまとまった資金が必要ですが、手元資金がなければローンを利用することができ、収入と支払い利息を計算して収益性のある投資が可能です。物件は、低価格のワンルームタイプから一棟経営まで、投資額に応じて選択することができます。
ただし、部屋の借り手が見つからない空室リスクや火災、地震などの災害リスクがあります。

個人向け国債

国への貸金であり、確定利付き商品です。3年満期(固定利付き)、5年満期(固定利付き)、10年満期(半年ごとに見直される変動利付き。ただし下限は0.05%)があり、毎月募集されています。満期は決まっていますが、1年を過ぎれば、金融機関で途中換金をすることができます。途中換金の際には、額面金額に経過利子を加えたものを受け取ることができますが、直前2回は受け取った税引き前の利子に0.79685を掛けたペナルティが差し引かれます。ペナルティが引かれても元本割れになることはありません。なお、最低購入金額は1万円です。
日本の国への貸金ということで、通常は安全性が極めて高い金融商品と位置付けられます。ただし、日本の国債発行額(借金の規模)が1,000兆円を超えていることなどから、日本の財政破たんをリスクとして挙げる人もいます。

投資

もっとも一般的な投資としては、株式投資が挙げられます。これは、企業の株主(オーナー)になることです。上場している企業の株式であれば、いつでも売買できます。株価は常に変動しているため、値下がりすることもあれば、値上がりすることもあります。なお、株価の動きとして、全般的に景気の良い時、個別銘柄では業績の良い企業が強いと言われます。
最近では、国内の株式だけではなく外国の株式も注目されています。
また、金利の高い外国の債券も投資の対象として人気があります。外国への投資は為替変動等がリスクとしてありますが、それも「円安(外国通貨高)で収益を上げたい」と考える投資家のニーズに合っています。
こういった国内外の株式や債券のほかに、それらの売買を専門家に任せる「投資信託」などもあり、投資のバリエーションは豊かです。投資信託には、高度な金融工学を駆使して運用されるヘッジファンドなどがあり、投資家のリスク許容度に合せて、幅広い選択肢が提供されています。





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