第62回ゲスト:
株式会社Nキャリアート 西村栄子様
3月8日(金)、第62回目となる鉄壁クラブを開催しました。
今回は、株式会社Nキャリアートの代表取締役・西村栄子様に、「シニアの現状と未来」というテーマでお話しいただきました。
Nキャリアートでは、シニアのセカンドプランのお悩み事をワンストップで解決する総合窓口として、主にシニアの就活と終活のサポートを行っています。
西村様は幼い頃からシニアが好きで、幼稚園の頃は一人で近所や親せきのシニアの家に行き一緒にお茶を飲んでいたそうです。また、新卒で金融の世界に入った際もシニアと相性が良かったことから成績の面ではかなり助けられるなど、シニアには生涯でかなりお世話になってきたそうで、そのシニアへの恩返しの意味も込め、この事業を始められました。
2023年には3人に1人が高齢者に、高齢者の5人に1人は認知症になると言われており、シニアサポートの重要性は年々高まってきています。シニアに該当しない現役世代にとっても、両親の介護など、遠い話ではありません。
介護に必要なお金と時間も相応にかかってきます。自宅介護の場合には、月平均で6万円~、10年間で平均1000万円になるそうです。施設入居の場合には、平均300万円は用意が必要で、月平均で50万円、場所によっては月に250万円の施設(中目黒など)もあるそうです。そのため、安いところは競争率が高く、江東区では700人の順番待ちになっているのだとか…。
現状では、経営者含む大半の方が介護保険制度の内容を知らず、介護を理由に離職してしまうケースは10万人を超え社会問題化しており、西村様は、仕事を辞めずに介護を続ける方を増やしたいと訴えています。
また、シニア向けのビジネスをするにあたってのポイントについてお話しいただきました。
シニアのマーケティングをする際は「シニア」と一括りにしてはならず、年代別に3つのカテゴリーに分ける必要があります。
・シニアマーケット第1次:70代半ば以上の戦前・戦中世代。上品で忍耐強い。モノが捨てられない。⇒名前で呼んであげるなど、承認欲求を満たしてあげる。分かり易く伝える。口コミを大事にする。
・シニアマーケット第2次:60代半ば~70代半ばの団塊・ポスト団塊世代。自由、自己主張が強い。比較競争され育つ。⇒数字で表現する。
・シニアマーケット第3次:50代~60代半ばのバブル世代。個性が強い。男性より女性が強い。モノよりもストーリー重視。⇒まず女性(奥様)を囲う。選択肢を与える。
そして、大切なのは、「自分をシニアだと自覚しているシニアはいない」ということを認識することです。キャッチコピーに「シニア」をつけた途端にシニアは見向きもしなくなります。そのような企業は軒並み失敗しており、反面で、ダイソンのように「軽くてコンパクトで持ち運びしやすい」などとシニアが魅力に感じる要素をうたったプロモーションが成功しているそうです。
このように、とにかくシニアがお好きでシニアの傾向を熟知されている西村様。
身近にセカンドプランにお悩みのシニアの方がいる、今後シニアビジネスへ取り組みたいなどございましたら、お取次ぎが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
第61回ゲスト:
TOKYO BIG HOUSE株式会社 青柳友佳里様
2月5日(火)、第61回目となる鉄壁クラブを開催しました。
今回は、TOKYO BIG HOUSE株式会社の青柳様をお招きしました。
TOKYO BIG HOUSEさんは、従業員数約120名の不動産の総合会社です。「『こんな人生があるとは思わなかった!』をもっと」を企業理念に、建築、デザイン、施行、売買、賃貸管理と不動産サービスをワンストップで行っています。こちらの企業には一般の企業とは異なる、とてもユニークな社内文化があり、今回その一部をご紹介いただきました。
まず、最も重視していることは個人のスキルや個人の成績ではなく、チームワーク。チームのメンバー全員が信頼し合い、やりがいをもって仕事に取り組んでいることです。お客様にどんなに素晴らしいご提案をしたとしても、社員同士の信頼関係がない、仕事を楽しんでいないのであれば会社として意味がないと考えています。
例えば、挨拶一つとっても「お疲れ様です」は社内で一切使いません。なぜなら、仕事は疲れるものではないと考えているからです。仕事は楽しむものだという考えのもと、「お楽しみ様です」「お楽しみ様でした」という挨拶(略して「おたっす!」「おたした!」)を使っています。
他にも、「シェア」という文化があります。思っていること、感じていることや自分の考えを、チームに「分かち合う」ということで、会議の中にも取り入れています。上司部下関係なく、また、部署を超えて自由に発言できる環境をつくるためだそうです。
また、人材採用の取り組みとしては、社内の雰囲気を感じ、社員と触れ合ってもらう機会として、誰でも歓迎な社内ピザパーティー“TOKYO BIG BAR”を毎月定例で開催しています。全員人事・全員営業という考えで、一丸となって取り組んでいるそうです。
もちろん休暇制度も充実しています。例えば「ドラゴンボール休暇」というものが勤続半年以上の社員には必ず付与されます。これには、「仕事や職場だけでは得られないかけがえのないものを得にいこう」というコンセプトがあり、社員からの要望で創られました。普段あまりできていない家族サービスをする為だったり、海外に行って日本ではできない体験をする為だったり、休暇の使い方は人それぞれです。どのようにこの休暇を活用するのかをチームのメンバーにプレゼンし、承認を得ることで取得できます。
この他にも、
・毎日営業時間中に20分ほどの瞑想タイムがある(その間は全ての電話が留守電に)
・オフィスに酸素BOXがある
・営業部は昼食付きで午後から出社が可
・「motto×なかよし!」定期的に行われるレクリエーションイベント
・どうしても出社したくないと感じたら、正直に申告して休めるプチギブアップ休暇
・エステなどに行けるビューティー休暇
・空いている時にコンサートや美術館に行くためのアート休暇
・資格取得の勉強のためのスタディ休暇
…など。
このように非常に特徴的な独自社風となっており、青柳様もとても楽しく充実したご様子でお話しされていました。
TOKYO BIG BARに行ってみたいなど、TOKYO BIG HOUSEさんへご関心をお持ちいただいた方は、お取次ぎが可能ですのでご連絡ください。
https://www.tokyobighouse.com/
第51回ゲスト:
一般社団法人STRコミュニケーション協会
副理事長・二田口義孝様
11月13日(火)、第60回目となる鉄壁クラブを開催しました。
今回は、鉄壁クラブで5回目の講演となる、一般社団法人STRコミュニケーション協会様をお招きし、副理事長の二田口様に、世界一やさしい帝王学「STR」についてお話しいただきました。
STRとは、陰陽五行説の考え方に基づき、人の脳のクセを○と□と△の3タイプに分類するものです。
大まかにいうと、○は日本人タイプで仲間とのつながりや和を重んじるタイプ(相互主義)、□はアメリカ人タイプで結果や報酬などを重視する(自己主義)、△は中国人やイタリア人タイプで感性が鋭く気ままである(自由主義)、というような特徴があります。
このようにそれぞれタイプによって脳のクセ(=反応傾向)に違いがあるとのことで、この違いにより、好き・嫌いや良い・悪いと感じるポイント、心に響くポイントなどがそれぞれ異なるため、ともすれば価値観の衝突が起きてしまいがちです。
今までも、理事長の志和様・副理事長の二田口様にお話しいただいておりますので、詳しくは過去の開催報告書をご参照ください(第43回、第46回、第48回、第51回)。
また、今回は新たに、STRを用いた安倍政権についての見解もお話しいただきました。
日本における帝王学の大家とされる安岡正篤氏は、佐藤栄作首相から中曽根康弘首相に至るまで、歴代の首相の指南役を務めました。
現在の安倍首相の祖父にあたる岸信介氏(元総理大臣)や、麻生副総理兼財務大臣の祖父にあたる吉田茂氏(元総理大臣)も安岡氏から影響を受けたと言われていて、安倍家には代々と伝わる帝王学があると考えられます。
第四次安倍改造内閣をSTRで分析した結果、安倍首相が帝王学を用いたと思われる人事配置をご紹介いただきました。
STRコミュニケーション協会では、入門講座を週に一回、ビジネス交流会を月に二回、開催しています。○△□について詳しく知りたい方、ご関心をお持ちいただいた方はご連絡ください。
http://str.jp.net/
第59回ゲスト:
株式会社サウスラッチ・代表取締役 松本喜朗様
10月17日(水)、第59回目となる鉄壁クラブを開催しました。
今回は、二回目となる株式会社サウスラッチ・代表取締役の松本喜朗様をお招きしました。
松本様は、2017年7月に株式会社サウスラッチを設立し、人材紹介サービスを展開される傍らで、一般社団法人日本ラジオパーソナリティ協会顧問を兼任され、ラジオ番組の企画・運営をしていらっしゃいます。
元々は、大手旅行代理店での法人営業を経て、大手移動通信会社の立ち上げ参画、子会社の販売会社再建に取り組み、人事改革などで黒字化を実現。
その後、ハウスメーカーでの営業、大手医療・介護グループで人事部長として1万人の職員を統括、600人規模のIT企業での人材採用・開発責任者、M&Aで買収した人材派遣会社の代表取締役社長に就任、という豊富なご経歴をお持ちでいらっしゃいます。
今回は「ビジネス特許を使った超低価格の広告戦略」として、ラジオを利用した広告戦略についてお話しいただきました。
ラジオ番組名は「ラジオ2951(フクコイ)」。
毎週日曜夜20時にFM放送局より配信されている地方創生をテーマとした、リスナー参加型プレゼント番組です。毎回、経営者の方を中心にゲストにお呼びしてお話を伺っており、当社代表の植頭も6/17にゲスト出演致しました。
このラジオ2951がなぜ広告戦略に有効かというと、配信されている全国94局のコミュニティFMは視聴可能人口2500万人となっており、リスナーはプレゼント応募の際にスマートフォンからアンケートに回答、その後リスナーへ読ませたい広告を表示させることができます。
このアンケート回答は1000件近くも集まるそうで、それだけの見込み顧客のデータベースを獲得でき、また、そこへメルマガ配信などのアプローチが可能となります(この獲得できるデータベースは、性別・年代・職業・郵便番号・結婚の有無・子供の有無と幅広い属性情報となっています)。
プレゼント応募はスマートフォンからのみとなっており、こうして顧客情報を集めるビジネスモデルのとして、特許を取得しているそうです。
ラジオ番組というのは通常、オールナイトニッポンのような全国放送の有名番組ですと、なんと出演するのに冠10分コーナーでさえ1200万円(!)かかります。テレビ番組でのCMは200万円以上、雑誌の広告欄は100万円以上とそれなりにかかるのですが、ラジオ2951では相当な低価格での広告が可能になるそうです。
また、ラジオ2951は、保険・士業の方などに対しては、自身の顧客サービスツールとしても有効で、「いつものお礼に自分のラジオ番組に出ませんか?」と取引企業のトップを番組出演させることで接待としての活用も可能です。
ご興味をお持ちいただいた方はお取次ぎが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
第58回ゲスト:
株式会社ライフコーディネーター 代表取締役 嶌田竜也様
9月25日(火)、第58回目となる鉄壁クラブを開催しました。
今回は、株式会社ライフコーディネーターの代表取締役・嶌田竜也様をお招きしました。
嶌田様は、不動産購入の準備を整えることで600万円以上のコストカットと夫婦円満まで実現するコンサルティングを行う「不動産購入準備のコーディネーター」としてご活躍されていらっしゃいます。
通常の不動産の営業マンとは異なり、〔物件を売らない(仲介業をしない)中立な立場であるということ〕、〔お客様自身がプロと同等の答えを自分で出せるようにするということ〕をモットーにされています。
元々、嶌田様は不動産売買の営業マンとして高い実績を出されていました。しかし嶌田様のご両親が自宅購入の際に、担当者の提案が相当無理のあるものだったことから自己破産をしてしまったというご経験があり、そこから自分と同じ境遇の人が作られない世の中にしたいという思いを持ち、独立起業されました。
今回は、「損をしない住まいの購入準備~見えない数百万円の損を防ぐ~」というテーマでお話しいただきました。
なぜ不動産購入で損や失敗がなくならないのでしょうか? その理由として次の3つをあげられました。
・不動産業界が正しい知識と本当のルールの開示をしていない。
・日本はお金の教育がないため、先を見据えた住まい選びができない。
・結論や答えは教えても思考方法は教えない。
自宅購入について、世の中で良しとされていることとして次のようなものがありますが、実際はこれらが全て損をする代表的な原因だとおっしゃいます。
「買うなら早い方がいい」「賃貸より購入した方が得」「頭金は入れた方がいい」「繰り上げ返済はローン控除期間後すぐがいい」…など。
このような不動産購入における思い込みを外し、不動産会社では教えてもらえない考え方を伝え、お客様をプロの目線まで引き上げることをお約束しています。
具体的に実際に教えられている内容のが「損や失敗を防ぐ12の要素」。一部を抜粋してご紹介します。
お客様を早期に契約させようとする営業マンに下手に知られてしまうと、損をするお客様が増えてしまうため、自社ホームページにも掲載を控えているとのことで、一部のご紹介とさせて頂きます。
○自分とパートナーを知る⇒夫婦円満の継続
○不動産業界を知る⇒不動産屋に払わなくて済むコストカットが60万円以上に
○街を読み解き、物件の価値を知る⇒適正価格でコストカット100万円以上
○プロの目利きと空間認識能力を身に付ける⇒機会損失と時間の浪費を防ぐ
○住まいのお金を仕組みから知る⇒生涯所得の700万円以上の増加
気軽に受講できるものとして『お試しプライベートセミナー』があるとのことです。
所要時間90分/4,000円(ご夫婦でもお一人でも。感想アンケートに回答すると半額になるそうです。)
代表的な失敗パターン、本質を外さないワンポイントアドバイス、購入のための基礎知識など、充実した内容となっています。
ご関心をお持ちの方はお取次ぎが可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
第57回ゲスト:
株式会社キエン 代表取締役 鈴木彩子様
8月21日(火)、第57回目となる鉄壁クラブを開催しました。
今回は、株式会社キエンの代表取締役・鈴木彩子様をお招きしました。
株式会社キエン様は、日本に来ているベトナム留学生に対し生活や学習、仕事等をサポートする事業を行っています。
今回は、「ベトナム留学生から学ぶ 脱“KY”宣言」(ここでは、KY=空気読むべき)というテーマで、ベトナム留学生の現状と、そこから学ぶコミュニケーションについてお話しいただきました。
鈴木様は、元々コスト削減のコンサルティング会社にお勤めだったのですが、そこで海外オフショアチームに配属されてベトナムへ出張した際に、なんと素晴らしい国なのだろうとベトナムにすっかり魅了されてしまったそうです。
そして2016年には同社内でベトナム人材事業をスタート、その後株式会社キエンを設立して独立し、現在に至ります。
さて、ベトナム人の留学生は日本にいったいどのくらいいるのでしょうか?
現在、留学生自体は約27万人にのぼり、うち7万人がベトナム人だそうです。
これは、2008年より政府が日本への留学生の呼び込みを後押し始めたためで、ベトナム人の留学ビザを申請できる基準は、日本語能力検定N5(中学生1年生の前半に習う英語くらいのレベル)の取得と非常にハードルが低いため、日本語をほとんど話せなくても留学ができてしまいます。加えて、ベトナム人にとっても日本で働くというのはとても魅力的なステイタスになっているそうで、ここ数年で急増しているのだそうです。
しかし、実はベトナム人の留学生を迎える仕組みは、現地では社会問題になっているほど問題をはらんでいるのだとおっしゃいます。
ベトナム人の場合、留学時は日本語学校に入学するというルートが約半分近くを占めているそうなのですが、その裏側として、あっせん業者は日本語学校へ留学生を送ることで、学校側が業者にキックバックをしているという現状があります。
この費用を、留学費に上乗せして留学生に請求するため高額になってしまい、親が借金をしてまで支払わなければならない状況になってしまうのだそう。そのため、留学生は勉強している時以外はアルバイトをして必死に返済をすることになります。
日本語をほとんど話せない留学生が働く先は、引っ越し業者や製造工場、物流倉庫などとなります。この現状を見て鈴木様は、どんなに自分は無関係だと思っても私たちが日常的に使うコンビニや配達など、暮らしの裏には彼らがいる、その彼らに今の日本人はあぐらをかいていないだろうか、と訴えます。
観光客など他所からのお客様には「おもてなし」と言う半面で、同僚や店員といった近い存在になった途端に「郷に入りては郷に従え」と手のひらを返す姿勢に、疑問を抱くようになったそうです。
こうした現状から、日本人のコミュニケーションを変えていくべきではないかと、おっしゃいます。
日本人の会話を読み解くと、例えば夫が妻に「おい」と言うだけでも「お茶を持って来てくれ」の意図だと伝わるだろう、と考えられがちです。この「相手が察して然るべき」という考えを、身近な相手に対してほど抱きがちな傾向があります。
鈴木様は、このような、一方的に投げて受け取れ!というコミュニケーションをするのではなく、相手の存在や背景を認めてどうしたら受け取ってもらえるか?を考えませんか、とご提案されています。
これを「手渡し日本語プロジェクト」として、著作『日本語→日本語翻訳ワークブック&絵本』を間もなく出版予定だそうです。
ご共感の上、お力添えをいただける方は、お取り次ぎが可能ですのでお気軽にご連絡ください。
第56回ゲスト:
日本デジタル終活協会 代表理事・弁護士・公認会計士
伊勢田篤史様
7月10日(火)、第56回目となる鉄壁クラブを開催しました。
今回は、日本デジタル終活協会の代表理事を務める、弁護士・公認会計士の伊勢田篤史様をお招きしました。
多様なご経歴をお持ちの伊勢田様。大学在学中に公認会計士に合格しあずさ監査法人に勤めた後、司法試験に合格し弁護士へ転身。主に相続分野に携わった後、二年前に日本デジタル終活協会を設立し代表理事に就任し、「終活弁護士」として、経営者向けにデジタル終活の勧めを提案されています。
今年には株式会社Beyond Consultingを設立され、業務承継コンサルタントとして、経営者が突然亡くなった際の対策等、事業承継対策の提案活動もされています。
今回は、日本デジタル終活協会 代表理事として、「経営者のためのデジタル終活」をテーマにお話しいただきました。
そもそも「デジタル終活」とは何かというと、「デジタル遺品(PCやスマホ上のデータ、インターネットのアカウント等)に対する死後の取り扱いについて考える活動」と定義されています。
つまり、PCやスマホ、インターネットに残っているデータを、自分の死後、隠して見られないようにする対策・残して引き継ぐ対策を取ることで、自分や家族が困らないようにするというとです。
隠したいデータとしては、次のようなものがあげられます。
①自分自身が恥ずかしいもの:アダルトコンテンツ、家族に内緒にしている趣味など、②家族を不幸にするもの:不倫相手との記録、異常な趣味が分かるものなど。
一方で、残したいデータとしては、次のようなものがあげられます。
①ビジネス関係の資料:引継ぎや処分が必要 ②インターネット金融機関(特に証券会社):家族に伝えていない場合、リスク商品については多額の追加証拠金を請求されることもあるため注意 ③ブログやHP:故人サイトとして犯罪に使用されることもあるため注意。
対策のステップとしては、デジタル遺品となるものはどのようなものがあるか棚卸する→絶対隠したいもの・出来れば隠したいものと、絶対残したいもの・出来れば残したいものに分類する→各対応策を記録する(エンディングノート等作成)、となります。
エンディングノートもデジタル終活協会オリジナルのノートがあり、この一冊に記入していくことで、網羅して整理できるようになっています。
デジタル終活は、インターネット、スマホが当たり前となった昨今では注目されてきており、伊勢田様も各種セミナーやメディアへ引っ張りだこのようです。
NHK「あさイチ」、テレビ東京「WBS」、TBS「白熱ライブ ビビット」、ほかラジオ番組等へ出演、NIKKEI STYLEにてインタビュー提供、「女性自身」にて特集記事の提供、専門書籍の監修などと活躍の幅を広げられています。
ご興味をお持ちいただいた方はお取次ぎが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
第55回ゲスト:
株式会社サウスラッチ・代表取締役 松本喜朗様
6月19日(火)、第55回目となる鉄壁クラブを開催しました。
今回は、株式会社サウスラッチ・代表取締役の松本喜朗様をお招きしました。
松本様は過去に、大手旅行代理店での法人営業、大手通信会社の立ち上げ参画、大手医療・介護グループでの人事部長、IT企業での人材採用・開発、人材派遣会社の代表取締役などの経験を経て、2017年7月に人材紹介サービスを展開する株式会社サウスラッチを設立しました。
その傍らで、ラジオ番組の企画・運営もしていらっしゃり、今回は(「ビジネス特許を使った超低価格の広告戦略」として、)ラジオを利用した広告戦略についてお話しいただきました。
ラジオ番組名は「ラジオ2951(フクコイ)」。
毎週日曜夜20時にFM放送局より配信されている地方創生をテーマとした、リスナー参加型プレゼント番組です。毎回、経営者の方を中心にゲストにお呼びしてお話を伺っており、当社代表の植頭も6/17にゲスト出演致しました。
このラジオ2951がなぜ広告戦略に有効かというと、配信されている全国94局のコミュニティFMは視聴可能人口2500万人となっており、リスナーはプレゼント応募の際にアンケートに回答、その後リスナーへ読ませたい広告を表示させることができます。
このアンケート回答は1000件近くも集まるそうで、それだけの見込み顧客のデータベースを獲得でき、また、そこへメルマガ配信などのアプローチが可能となります(この獲得できるデータベースは、性別・年代・職業・郵便番号・結婚の有無・子供の有無と幅広い属性情報となっています)。
プレゼント応募はスマートフォンからのみとなっており、こうして顧客情報を集めるビジネスモデルのとして、特許を取得しているそうです。
ラジオ番組というのは通常、オールナイトニッポンのような全国放送の有名番組ですと、なんと出演するのに冠10分コーナーでさえ1200万円(!)かかります。テレビ番組でのCMは200万円以上、雑誌の広告欄は100万円以上とそれなりにかかるのですが、ラジオ2951では相当な低価格での広告が可能になるそうです。
また、ラジオ2951は、保険・士業の方などに対しては、自身の顧客サービスツールとしても有効で、「いつものお礼に自分のラジオ番組に出ませんか?」と取引企業のトップを番組出演させることで接待としての活用も可能です。
ご興味をお持ちいただいた方はお取次ぎが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
第54回ゲスト:
メンタルコーチ 山之上雄一様
5月23日(水)、第54回目となる鉄壁クラブを開催しました。
今回は、メンタルコーチの山之上雄一様をお招きしました。
山之上様は、アドラー心理学をベースにしたコーチング手法を用いて、経営者やマネージャー層などのビジネスパーソン、プロアスリート、専門職といった幅広い方々へ、目標達成・チームビルディング・スキルアップなどのサポートをされています。
山之上様がコーチングに携わるようになったきっかけは、ご自身がお勤めしていた企業で役員をしていた際に、人間関係に悩んだことからでした。
当時は、部下に優しく接しても厳しく接しても離れていってしまい、仕事はたくさんあれども人材不足で追いつかず休みなく働く日々だったそうで、周囲の人間に疑心暗鬼になり、なぜ自分はこんなにまでして働いているのかとモチベーション維持ができなくなってしまったそうです。そこから心理学などを学んでいき、さぼってばかりいた社員が協力してくれるようになるなど周囲が自然と動いてくれるようになった変化を目の当たりにし、自らコーチング技術を身に付けるまでに至りました。そんな背景もあり、自らを「メンタルの弱いメンタルコーチ」と称しています。
今回は、聞いてすぐにでも使えるマネジメントやコミュニケーションにおけるポイントについて中心に、実際よくある相談例に基づきお話しいただきました。
・部下のモチベーションをあげるにはどうしたらよいか?
何のためにやっているのか?という目的を明確にすることです。この目的の定め方にも、ビジョン型と価値観型という二つのタイプがあります。
ビジョン型は、イチローや本田圭佑のように、何歳までにこうなる!というビジョンを明確にしてそこへ向けて努力していくタイプで、価値観型は、何をしている時に自分は喜びを感じるのか(例えば営業マンとして、お客様に最適な価値を提供できた時にやりがいを感じた、など)に着目します。
いずれにしてもこのように「自分軸」を明確にすることが肝となります。
・それならと、「自分軸」を聞こうとするが、話してくれない
安心安全だと相手に思ってもらえる環境づくりが重要で、そのためには『信頼関係の築き方=接触回数×自己開示』をすることです。
おはようと一言声をかけるなどの単純接触の回数を増やすだけでも距離が縮まるそうで、また、自分からオープンにすることで返報性の法則により相手にも心を開いてもらいやすくなります。
こうして関係を築いた後に気を付けることは、ひとまず自分の意見を挟まず話を聞くということです。ここでつい、良かれと思って自分の評価判断に基づいてアドバイスをしてしまいがちですが、相手からすると否定された気になりまた心を閉じられてしまうことになりかねません。人は受け入れられた時、初めて変化する余裕を持つのだそうです。
こうしたことを聞いた当初からやろうとしてもなかなか継続が難しいこともありますが、その際は自分への「勇気づけ」が大切になってきます。最大の「勇気づけ」方法は、『感謝』の気持ちをもつことだそうです。
変化は、真っすぐ右肩上がりに伸びるものではなく、階段のように一歩ずつ伸びていくことで起こるものです。この自分への「勇気づけ」により積み重ねていくことで、自分から相手へと「幸せ」が広がり、世界も平和になっていくのだと最後に締めくくられました。
関心をお持ちいただいた方は、お取次ぎが可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
第53回ゲスト:
Prosper beauty 松本美栄様
4月10日(火)、第53回目となる鉄壁クラブを開催しました。
今回は、南青山の姿勢美矯正サロンProsper beautyのオーナー・松本美栄様をお招きしました。
Prosper beautyでは、骨格美容矯正、痩身エステ、アロマリンパマッサージ、メンタルケアなど幅広い施術を行っています。
また、睡眠の質の改善に特化した施術(睡眠デトックスコース)も行っており、今回は良質な睡眠を得るためには、というテーマでお話しいただきました。
「睡眠」は、今や企業においてもメタボリックの次に改善すべき健康課題としてあげられ、DeNAやパナソニック、サントリーなど名立たる企業も、社員の睡眠改善のための取り組みを施しているほど、注目されています。
松本様もお客様へ施術していく中で、もっと高いパフォーマンスを上げられないか?と研究し続けた結果、良質な睡眠にたどり着き、今では一日約3時間の睡眠で過ごせるようになったそうです。
良質な睡眠=「濃縮睡眠」を実現するには、以下の三つのことを改善していきます。
1.脳疲労を解消する、2.血の巡りをよくする、3.気の流れをよくする
1の改善には、ソルフェジオ周波数(528Hz)や1/fゆらぎの音楽を聴く、キャンドルを見る(目から1/fゆらぎを受けられる)、瞑想をする、アロマを使う、などが有効だそうです。
施術では、脳疲労解消のツボに触れる「脳デトックス」により、頭が研ぎ澄まされキャパが広がり、体の疲れもリラックスした状態になるそうです。こちらは施術中、電気刺激のようなピリピリした感触やまぶたの奥に映像が見えるなどの現象が起きたりするそうで、いわゆる脳がアップデートされた様な状態になるとのことです。
2の改善には、運動不足や長時間の姿勢の固定による負担を減らすために、身体ストレッチ(肩甲骨をほぐす、指先などの末端をほぐすなど)をする、眼を癒す、などが有効だそうです。なお、寝る直前のスマートフォンの閲覧はエスプレッソ2杯分くらい目覚めさせてしまうとのことですので、お気を付けください。
3の改善には、猫背や頭蓋の矯正、呼吸や自律神経を整える、人混みへ行き過ぎない、パワースポットへ行く、などが有効だそうです。
施術では、頭蓋矯正により、頭が膨張して圧迫された脳の疲労を軽減することができます。
実際にこの「睡眠デトックスコース」の施術を受け、睡眠の質が改善したことによって50歳でも人生これからと思えた!という経営者の方などがいらっしゃり、睡眠改善によりパフォーマンスが変わったことで人生も大きく変わったという方は多くいらっしゃるそうです。
今回は、自分でできる改善方法や注意点などを中心にお話しいただきましたが、睡眠についてのお悩みがあり、実際に指導を受けながら改善していきたいという方は、お取次ぎが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
http://prosperbeauty-aoyama.com/