— 第57回鉄壁クラブ 開催報告! —


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2018年08月24日

第57回ゲスト:

株式会社キエン 代表取締役 鈴木彩子様

 

8月21日(火)、第57回目となる鉄壁クラブを開催しました。

今回は、株式会社キエンの代表取締役・鈴木彩子様をお招きしました。

株式会社キエン様は、日本に来ているベトナム留学生に対し生活や学習、仕事等をサポートする事業を行っています。

今回は、「ベトナム留学生から学ぶ 脱“KY”宣言」(ここでは、KY=空気読むべき)というテーマで、ベトナム留学生の現状と、そこから学ぶコミュニケーションについてお話しいただきました。

鈴木様は、元々コスト削減のコンサルティング会社にお勤めだったのですが、そこで海外オフショアチームに配属されてベトナムへ出張した際に、なんと素晴らしい国なのだろうとベトナムにすっかり魅了されてしまったそうです。

そして2016年には同社内でベトナム人材事業をスタート、その後株式会社キエンを設立して独立し、現在に至ります。

 

さて、ベトナム人の留学生は日本にいったいどのくらいいるのでしょうか?

現在、留学生自体は約27万人にのぼり、うち7万人がベトナム人だそうです。

これは、2008年より政府が日本への留学生の呼び込みを後押し始めたためで、ベトナム人の留学ビザを申請できる基準は、日本語能力検定N5(中学生1年生の前半に習う英語くらいのレベル)の取得と非常にハードルが低いため、日本語をほとんど話せなくても留学ができてしまいます。加えて、ベトナム人にとっても日本で働くというのはとても魅力的なステイタスになっているそうで、ここ数年で急増しているのだそうです。

しかし、実はベトナム人の留学生を迎える仕組みは、現地では社会問題になっているほど問題をはらんでいるのだとおっしゃいます。

ベトナム人の場合、留学時は日本語学校に入学するというルートが約半分近くを占めているそうなのですが、その裏側として、あっせん業者は日本語学校へ留学生を送ることで、学校側が業者にキックバックをしているという現状があります。

この費用を、留学費に上乗せして留学生に請求するため高額になってしまい、親が借金をしてまで支払わなければならない状況になってしまうのだそう。そのため、留学生は勉強している時以外はアルバイトをして必死に返済をすることになります。

日本語をほとんど話せない留学生が働く先は、引っ越し業者や製造工場、物流倉庫などとなります。この現状を見て鈴木様は、どんなに自分は無関係だと思っても私たちが日常的に使うコンビニや配達など、暮らしの裏には彼らがいる、その彼らに今の日本人はあぐらをかいていないだろうか、と訴えます。

観光客など他所からのお客様には「おもてなし」と言う半面で、同僚や店員といった近い存在になった途端に「郷に入りては郷に従え」と手のひらを返す姿勢に、疑問を抱くようになったそうです。

こうした現状から、日本人のコミュニケーションを変えていくべきではないかと、おっしゃいます。

日本人の会話を読み解くと、例えば夫が妻に「おい」と言うだけでも「お茶を持って来てくれ」の意図だと伝わるだろう、と考えられがちです。この「相手が察して然るべき」という考えを、身近な相手に対してほど抱きがちな傾向があります。

鈴木様は、このような、一方的に投げて受け取れ!というコミュニケーションをするのではなく、相手の存在や背景を認めてどうしたら受け取ってもらえるか?を考えませんか、とご提案されています。

これを「手渡し日本語プロジェクト」として、著作『日本語→日本語翻訳ワークブック&絵本』を間もなく出版予定だそうです。

ご共感の上、お力添えをいただける方は、お取り次ぎが可能ですのでお気軽にご連絡ください。

https://www.kien.co.jp/


商号等:
ヘッジファンド証券株式会社
代表者:
植頭 隆道
設 立:
2010年6月9日
紹介文:
「私達は革新を続け、今までにない新しい証券会社を目指します」
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